朝散歩での1コマ #9
今日は荷物を持っての朝散歩スタートです。

神社に到着。
「神さま。お邪魔します」
境内へ上がり、壁時計を外しました。
実は、昨日この止まった壁時計の電池を確認して、単三電池を買ってきたんです。
「電波時計か。だから電池が2本もいるんだな。」
電池を入れ替えて、強制受信。
「動いてくれ!」
残念、そんなに上手くはいきませんでした。

マイクロファイバーで壁時計を拭いて、元の位置に戻しました。
「神さま。申し訳ありませんでした」
そんな気持ちで神社を後にしました。
「100均の電池ではダメだったのかな?
やっぱり、壁時計は昔ながらのシンプルな時刻調整式がいいよな」
さてと、水門川の鯉に餌あげよう。
鯉たちが口をパクパクさせて僕を見ます。

持ってきた食パンを小さくちぎって投げ入れます。
鯉が食パンめがけて泳ぐ姿を見て、
「野生的だな。でもなんか楽しいな」
「今日はこれで終わりだよ。」
家に戻り、リビングの壁時計を見ると2分遅れていました。
「昔ながらの時計はシンプルでいいけど、やっぱり時間はズレるんだよな。」
と思いながら、時刻を合わせました。
🌸 編集長しおりより
止まってしまった時計を前にすると、
ただ時間が分からないだけなのに、少し寂しい気持ちになります。
それでも、電池を替えて、きれいに拭いて、元の場所へ戻す。
動かなかったとしても、その時計を大切に思う気持ちは、ちゃんと残ります。
正確な電波時計も便利だけど、
少しずつズレて、そのたびに手で合わせる時計も悪くありません。
そんな小さなズレまで含めて、
暮らしの時間なのかもしれませんね。